2軍初勝利 新たなスタート切った西武・誠の野球人生
甲子園球場で行われたオールスターゲーム第2戦に先発登板したのが、セ・リーグは藤浪晋太郎(阪神)、パ・リーグは大谷翔平(日本ハム)だった。若武者たちの投球にファンは酔いしれた。 奇しくもそのわずか4日後、2人と同じ歳のプロ野球選手が、度重なる不祥事への処分を乗り越えて、マウンドに帰ってきた。その選手の名前は、相内誠(=登録名・誠...
甲子園球場で行われたオールスターゲーム第2戦に先発登板したのが、セ・リーグは藤浪晋太郎(阪神)、パ・リーグは大谷翔平(日本ハム)だった。若武者たちの投球にファンは酔いしれた。 奇しくもそのわずか4日後、2人と同じ歳のプロ野球選手が、度重なる不祥事への処分を乗り越えて、マウンドに帰ってきた。その選手の名前は、相内誠(=登録名・誠...
今年は甲子園球場ができて90周年のメモリアルイヤー。しかも完工したのが1924(大正13)年8月1日と、ちょうど”誕生日”を迎えたばかりなのだ。 時代背景も技術力も今とは異なる時代に、いかにしてあのマンモス球場は作られたのか? 印象的な数字からその誕生秘話をひもといてみよう。 5000人か...
8月1日は甲子園球場の「90歳の誕生日」にあたる。1924(大正13)年に誕生したマンモス球場は、当時最先端の知恵とさまざまな工夫の結晶として設計・建造されたものだ。そのひとつが内野スタンドを覆う「銀傘(※当時は鉄傘)」。今の銀傘はなんと4代目にあたるという。そこで今回は、甲子園球場の象徴のひとつである銀傘がどのような運命を辿...
今から34年前の1980年8月1日。プロ野球史に燦然と輝く偉大な記録が生まれた。野村克也(当時西武)による「史上初の3000試合出場」 である。戦後初の三冠王や右打者としては歴代1位の657本塁打、通算出場試合数歴代1位など、輝かしい経歴を持つ野村氏。ところが、今季のプロ野球で、 これまで保持していた「歴代1位記録」が次々と更...
8月9日から阪神甲子園球場で開幕する、第96回全国高校野球選手権大会の地方大会が大詰めを迎えている。 続々と甲子園出場校が決定するなか、敗れ去った高校もいることを忘れてはならない。特にさまざまな理由から、同一校ではなく複数の高校が1つのチームで試合に出場する、「連合チーム」はすべて敗退した。 連合チームについてはその条件...
オールスターゲーム前日の記者会見でレンジャーズのダルビッシュ有が提唱した日本式の「先発ローテーション6人制」。その後の米メディアの動向に注目が集まっていたが、7月21日にニューヨーク・タイムズ紙が「(個人の)先発機会が減っても投手たちの腕を守るべき」という見出しでダルビッシュの発言を取り上げたところ、ほかのメディアも追随。ダ...
日本全国各地で熱戦が続く高校野球地方大会。群馬大会では昨夏甲子園覇者の前橋育英が3回戦で敗退。埼玉大会では昨春センバツVの浦和学院が姿を消し、宮城大会では12年ぶりにベスト4を公立高校が独占するなど、「番狂わせの大物食い」が相次いでいる。 格下とみられるチームが、戦前の予想に反して勝利する試合は痛快だ。そして、この番狂わせの大...
日米ともペナントレースは後半戦に突入。ここからはますます「1点の重み」が大きくなり、中継ぎ投手やクローザーにとってはプレッシャーのかかる場面での登板が増えていく。そんな「救援投手」たちに、今季から新たな賞と栄誉が新設されているのをご存知だろうか。日米、それぞれの救援投手をめぐる「誉」とともに、後半戦の見どころを探ってみよう。...
秋や春の大会では好成績を収めながら、甲子園出場を懸けた大会では結果が出ない、なんとも残念なチームが全国に点在していることはご存じだろうか。なんとかして悲願の甲子園出場を成し遂げたい高校のことを、「悲願校」と呼び、雑誌『野球太郎』では、No.005とNo.009の夏の高校野球大特集号にて記事を掲載している。 この記事の歴史を振り...
全国各地で甲子園出場をかけた戦いも、いよいよクライマックスに差し掛かっている。7月20日には全国のトップを切って、沖縄県から沖縄尚学が甲子園出場一番乗りを決めた。 これで4季連続の甲子園出場となった沖縄尚学。強豪揃いの沖縄県勢のなかで、いまや沖縄のトップに君臨するチームといってよいだろう。今回は若干33歳でこの沖縄尚学を率いる...