ダルビッシュも話題にした遅球に8点差逆転…3分でわかる今年の夏の甲子園
大阪桐蔭が2年ぶり4度目の優勝を成し遂げ、幕を閉じた夏の甲子園。史上初の開幕2日間順延でスタートした今大会は、甲子園球史に残る印象深い大会となった。今回は大会で話題となった出来事を総ざらい。数々のトピックスを、まとめて公開しよう。 開幕戦でセンバツ王者が敗退! 大会1日目の開幕戦で、センバツ優勝校の龍谷大平安(京...
大阪桐蔭が2年ぶり4度目の優勝を成し遂げ、幕を閉じた夏の甲子園。史上初の開幕2日間順延でスタートした今大会は、甲子園球史に残る印象深い大会となった。今回は大会で話題となった出来事を総ざらい。数々のトピックスを、まとめて公開しよう。 開幕戦でセンバツ王者が敗退! 大会1日目の開幕戦で、センバツ優勝校の龍谷大平安(京...
8月28日から4日間かけて戦った前代未聞の延長戦。第59回全国高校軟式野球選手権大会の準決勝戦、崇徳高(西中国地区・広島)vs中京高(東海地区・岐阜)の試合は、延長50回で中京高が勝利して決着がついた。 硬式球を使用する甲子園大会では、1933(昭和8)年夏の準決勝で中京商(現中京大中京高)が延長25回、1-0で明石中(現明石...
「高校野球・甲子園」といって思い浮かべるさまざまな風景。その中でも、試合終了の校歌斉唱シーンをあげる人は多いだろう。今大会も「Be together」でおなじみとなった健大高崎が出場し話題となった。だが、意外なことに、甲子園が始まった当初は、校歌斉唱は行われていなかった。 はじめて甲子園で「校歌斉唱」が行われたのはセンバツが先...
今年の夏の甲子園で、よくも悪くも話題となったのが女性マネージャーの存在だろう。女性の参画が少なすぎる、と批判を浴びることが多い高校野球と甲子園大会だが、歴史を振り返るとさまざまな場面で女性が重要な役割を果たしてきたことがわかる。「女性が支えてきた甲子園史」を振り返ってみよう。 ◎「野球女子」の先駆けは甲子園から ...
甲子園の見どころは球児たちのプレーだけではない。アルプススタンドに陣取った対戦校同士の応援合戦、特にブラスバンドによる演奏は高校野球ファンを楽しませてくれる。最近ではオーケストラ顔負けの演奏をスタンドから響かせる高校もあるなど、かなりグレードアップし洗練されてきた印象を受ける。ただし、この応援スタイルは、一朝一夕に成り立ってき...
第96回全国高校野球選手権大会はようやく全49代表が登場し終えた。現在の「49代表制」になったのは1979(昭和54)年の第61回大会から。それ以前は5年ごとの記念大会を除き、甲子園に出場するには各都道府県大会を勝ち抜き、さらにいくつかのブロックにわかれた地方大会を勝ち上がらなければならなかった。 一方で戦前には、満州、朝鮮、...
熱戦が続く甲子園。球場に鳴り響くのが、「カキーン!」という金属バットの音。もはや夏の風物詩といっても過言ではない、この金属音を生み出す金属バットは、1974(昭和49)年の第56回大会から使用された。 野球規則には「アマチュア野球では各連盟が公認すれば、金属バットの使用を認める」とあり、高野連がこれを認めているので、今では...
全国各地で甲子園出場をかけた戦いも、いよいよクライマックスに差し掛かっている。7月20日には全国のトップを切って、沖縄県から沖縄尚学が甲子園出場一番乗りを決めた。 これで4季連続の甲子園出場となった沖縄尚学。強豪揃いの沖縄県勢のなかで、いまや沖縄のトップに君臨するチームといってよいだろう。今回は若干33歳でこの沖縄尚学を率いる...
今年もまた、甲子園出場を目指した球児たちのアツい季節がやって来た。 甲子園への切符を手にすることができるのは全国約4000の出場校の内、わずか49代表。ほとんどの学校が「甲子園出場」という夢叶わぬまま敗退してしまう。だが、試 合に出て、敗れた結果ならば、まだいいほうだ。全国には試合に出ることもできず、補欠のまま3年間の部活...
日本時間6月13日に開幕した「2014FIFAワールドカップブラジル大会」。熱狂渦巻くブラジルのちょうど地球の真裏に位置する日本では、サッカーに負けじとプロ野球が盛り上がりをみせている。今回は4年に一度のサッカーの祭典を祝いつつ、その開催年に優勝したプロ野球チームを集計して、その因果関係に迫った。 ○ワールドカップ開催年にリー...