稲葉篤紀が現役最後の試合で5回の胴上げをされた理由
挫折続きの野球人生だった。小・中学校時代にはイジメにあっていた。 中京高(現中京大中京高)時代は、1学年下の鈴木一朗(イチロー)擁する愛工大名電高に阻まれ、甲子園には出られなかった。 法政大時代は、大学日本代表に選ばれても、注目のドラフト候補とまではいかず。たまたま息子である野村克則(当時明治大)の試合を見に来た野村克也(当時...
挫折続きの野球人生だった。小・中学校時代にはイジメにあっていた。 中京高(現中京大中京高)時代は、1学年下の鈴木一朗(イチロー)擁する愛工大名電高に阻まれ、甲子園には出られなかった。 法政大時代は、大学日本代表に選ばれても、注目のドラフト候補とまではいかず。たまたま息子である野村克則(当時明治大)の試合を見に来た野村克也(当時...
パ・リーグでは今、若手捕手が確固たる地位を築きつつある。今シーズン、パ・リーグ捕手部門のベストナインとゴールデングラブ賞をダブルで受賞した伊藤光(オリックス)は25歳。ここ数年、パ・リーグを代表する「顔」にもなってきている嶋基宏(楽天)は、30歳を迎えたばかりだ。 今季は多くの球団でレギュラー捕手が若返り、また、将来有望な若手...
今から34年前の1980年8月1日。プロ野球史に燦然と輝く偉大な記録が生まれた。野村克也(当時西武)による「史上初の3000試合出場」 である。戦後初の三冠王や右打者としては歴代1位の657本塁打、通算出場試合数歴代1位など、輝かしい経歴を持つ野村氏。ところが、今季のプロ野球で、 これまで保持していた「歴代1位記録」が次々と更...
昨年のセンバツを優勝した浦和学院が埼玉大会3回戦で敗れる波乱が起きた。思い返せば昨年も、高校No.1左腕といわれた松井裕樹(現楽天) が在籍する桐光学園は神奈川大会で横浜高に敗れ、最後の夏、甲子園の土を踏むことは叶わなかった。同様に、プロの世界で華々しい活躍を見せたレジェントたちにも、最後の夏に甲子園出場が叶わなかった選手は...