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〈MLB先発ローテーション問題〉ついに監督レベルでの動きも!ヤンキースは前向きに検討している!

〈MLB先発ローテーション問題〉ついに監督レベルでの動きも!ヤンキースは前向きに検討している!
 9月10日付のESPN電子版にこんな見出しが躍った。
ヤンキースはローテーション6人制を採用する時期にきた?」
 記事は「マサヒロ・タナカが右ヒジにメスを入れることなく、今シーズン中の復帰を果たしたとして、ヤンキースは来季、彼をどのように扱うのか?」という疑問からスタート。そのことについて、ジョー・ジラルディ監督を直撃したところ。
「とても慎重にやらねばならない。中5日の休養を与えるプランも検討している」というコメントが返ってきたのだという。
 今年のオールスター前の記者会見でレンジャーズダルビッシュ有が 「ローテーション6人制が望ましい。中4日は短すぎる」という主旨の発言をし、メディア、ファンの間で話題を呼んだことは記憶に新しい。しかし、その後、現場レベルがどのように考えているのかは、ほとんど伝わってこなかった。検討段階とはいえ、ヤンキースの指揮官が「中5日を基本に」という考えを持ってい ることが伝わってきたのは興味深い。
 このコメントに対して、ESPNは以下のように提言した。
「靭帯は自己再生しないので手術をしない限りは部分的にちぎれたまま。タナカの中5日は必須だろう。タナカ以外の投手陣も手術明け、そして高齢の域にさしかかってきた投手ばかりだ。となれば、とるべき解決法を明らか。先発陣全員に中5日の休養を与えられるよう、先発6人制を来季から採用すべきだ」
 ESPNはヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMも直撃。「まだ会議の最重要事項にはきていないし、チームの現場のルールを変えるところまではいっていない。しかし今年中に考え方の方向性は定まってくるだろう」と述べていたことを紹介した。
 長らく続いてきたメジャーの常識「中4日休養」「ローテーション5人制」は今後、どうなっていくのか。球界の盟主、ヤンキースの動きに注目が集まる。

 

・2014年9月16日 gooニュース提供記事
http://news.goo.ne.jp/article/yakyutaro/sports/yakyutaro-20140916185840753.html
※イマジニア株式会社ナックルボールスタジアムが著作権その他の権利を有する記事コンテンツを、gooニュースで配信したものです。

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