90周年を迎えた甲子園・名物「銀傘」がたどった数奇な運命
8月1日は甲子園球場の「90歳の誕生日」にあたる。1924(大正13)年に誕生したマンモス球場は、当時最先端の知恵とさまざまな工夫の結晶として設計・建造されたものだ。そのひとつが内野スタンドを覆う「銀傘(※当時は鉄傘)」。今の銀傘はなんと4代目にあたるという。そこで今回は、甲子園球場の象徴のひとつである銀傘がどのような運命を辿...
8月1日は甲子園球場の「90歳の誕生日」にあたる。1924(大正13)年に誕生したマンモス球場は、当時最先端の知恵とさまざまな工夫の結晶として設計・建造されたものだ。そのひとつが内野スタンドを覆う「銀傘(※当時は鉄傘)」。今の銀傘はなんと4代目にあたるという。そこで今回は、甲子園球場の象徴のひとつである銀傘がどのような運命を辿...
8月9日から阪神甲子園球場で開幕する、第96回全国高校野球選手権大会の地方大会が大詰めを迎えている。 続々と甲子園出場校が決定するなか、敗れ去った高校もいることを忘れてはならない。特にさまざまな理由から、同一校ではなく複数の高校が1つのチームで試合に出場する、「連合チーム」はすべて敗退した。 連合チームについてはその条件...
秋や春の大会では好成績を収めながら、甲子園出場を懸けた大会では結果が出ない、なんとも残念なチームが全国に点在していることはご存じだろうか。なんとかして悲願の甲子園出場を成し遂げたい高校のことを、「悲願校」と呼び、雑誌『野球太郎』では、No.005とNo.009の夏の高校野球大特集号にて記事を掲載している。 この記事の歴史を振り...
全国各地で甲子園出場をかけた戦いも、いよいよクライマックスに差し掛かっている。7月20日には全国のトップを切って、沖縄県から沖縄尚学が甲子園出場一番乗りを決めた。 これで4季連続の甲子園出場となった沖縄尚学。強豪揃いの沖縄県勢のなかで、いまや沖縄のトップに君臨するチームといってよいだろう。今回は若干33歳でこの沖縄尚学を率いる...
昨年のセンバツを優勝した浦和学院が埼玉大会3回戦で敗れる波乱が起きた。思い返せば昨年も、高校No.1左腕といわれた松井裕樹(現楽天) が在籍する桐光学園は神奈川大会で横浜高に敗れ、最後の夏、甲子園の土を踏むことは叶わなかった。同様に、プロの世界で華々しい活躍を見せたレジェントたちにも、最後の夏に甲子園出場が叶わなかった選手は...
夏。それは野球が一番面白く、そしてビールが一番おいしい季節だ。近年、野球界で人気なのが「ビール半額デー」や「飲み放題チケット」。東京ドーム やコボスタ宮城など今季は既に終了してしまった球場があるものの、まだこれから実施される球場も多い。この夏実施予定の「野球観戦×ビール」企画をおさらいしよう。 《セ・リーグ》~イチオシ~ &n...
高校野球の聖地として、数々の名勝負の舞台となった阪神甲子園球場。1924(大正13)年8月1日のオープンから、今年で90周年を迎え る。現在の高校野球大会が、当たり前のように「甲子園」と呼ばれるようになったのは、もちろん甲子園球場が完成してからだ。今回は90年の歴史を誇る甲子園球場の誕生秘話について記してみたい。 ◎甲子園球...