90周年を迎えた甲子園・名物「銀傘」がたどった数奇な運命
8月1日は甲子園球場の「90歳の誕生日」にあたる。1924(大正13)年に誕生したマンモス球場は、当時最先端の知恵とさまざまな工夫の結晶として設計・建造されたものだ。そのひとつが内野スタンドを覆う「銀傘(※当時は鉄傘)」。今の銀傘はなんと4代目にあたるという。そこで今回は、甲子園球場の象徴のひとつである銀傘がどのような運命を辿...
8月1日は甲子園球場の「90歳の誕生日」にあたる。1924(大正13)年に誕生したマンモス球場は、当時最先端の知恵とさまざまな工夫の結晶として設計・建造されたものだ。そのひとつが内野スタンドを覆う「銀傘(※当時は鉄傘)」。今の銀傘はなんと4代目にあたるという。そこで今回は、甲子園球場の象徴のひとつである銀傘がどのような運命を辿...
秋や春の大会では好成績を収めながら、甲子園出場を懸けた大会では結果が出ない、なんとも残念なチームが全国に点在していることはご存じだろうか。なんとかして悲願の甲子園出場を成し遂げたい高校のことを、「悲願校」と呼び、雑誌『野球太郎』では、No.005とNo.009の夏の高校野球大特集号にて記事を掲載している。 この記事の歴史を振り...
夏。それは野球が一番面白く、そしてビールが一番おいしい季節だ。近年、野球界で人気なのが「ビール半額デー」や「飲み放題チケット」。東京ドーム やコボスタ宮城など今季は既に終了してしまった球場があるものの、まだこれから実施される球場も多い。この夏実施予定の「野球観戦×ビール」企画をおさらいしよう。 《セ・リーグ》~イチオシ~ &n...
巨人の杉内俊哉が、プロ野球22人目となる通算2000奪三振を記録した。投球回数1930回2/3での達成は、1967回2/3でマークした石井一久(元ヤクルトほか)を抜いて、プロ野球史上最速記録となった。 実は三振について、知っていそうで知らないルールがある。今回は誰もが知っている「三振」のルールにクローズアップしてみたい。 ...
現在発売中の『野球太郎No.009 夏の高校野球大特集号』、そして7月18日に発売される『野球太郎No.010 高校野球監督名鑑号』では、全国の名将・知将はもちろん、地元なら誰もが知っているご当地の名監督や、将来有望な若手監督など、さまざまな視点から高校野球の監督にスポットを当てている。 中でも今年注目なのは、個性的な球歴...
先週の4日、巨人vs中日の試合前に、巨人軍創設80周年記念事業セレモニーが行われた。なかでも話題となったのが、長嶋茂雄終身名誉監督と 400勝投手の金田正一氏との「1打席限定勝負」。1958(昭和33)年4月5日の開幕戦で対決した2人が、半世紀後に再び対戦する、というものだっ た。 当時の対決は、立教大から鳴り物入りで巨人...
7月2日、楽天から突然発表された監督代行交代劇。病気療養中の星野仙一監督に代わって、監督代行を務めていた佐藤義則コーチ。その佐藤コーチから今度は、大久保博元2軍監督を緊急昇格し、監督代行として指揮を執ることになった。7月という時期に監督、監督代行を務めるのが3人目となるのは異例であり、さらに今季は西武でも監督交代劇があったのは...
プロ野球のファンクラブ事情を考察した書籍『プロ野球12球団ファンクラブ全部に10年間入会してみた』(長谷川晶一/集英社)によれば、近年、各球団が力を入れているのが「女性ファンの獲得」だという。それはファンクラブ内にとどまらず、さまざまな営業面での工夫にも現れている。今季実施されている特徴的な女子向け施策をおさらいしてみよう す...
今年もまた、甲子園出場を目指した球児たちのアツい季節がやって来た。 甲子園への切符を手にすることができるのは全国約4000の出場校の内、わずか49代表。ほとんどの学校が「甲子園出場」という夢叶わぬまま敗退してしまう。だが、試 合に出て、敗れた結果ならば、まだいいほうだ。全国には試合に出ることもできず、補欠のまま3年間の部活...
6月28日(日本時間29日)に今季16度目の先発マウンドに上がったヤンキース・田中将大。1-1で迎えた9回表、2死無走者、1ボール2 ストライクまでこぎつけながら、レッドソックスの5番・ナポリに投じた96マイルのストレートをライトスタンドに運ばれ、9回2失点ながら今季3敗目を喫した。 翌日の地元紙に「タナカ、9回に沈む」と...